摂食障害の症状にチューイングというものがありますが、これは食べ物をそしゃく(咀嚼)してから、飲み込まずにビニール袋などに出してしまうようなことをしてしまうという症状です。別名噛み砕きであったり、もしくは噛み吐きなどとも言います。
これによって脳は、食事をして栄養を摂取したと認識するのですが、噛んだだけですから栄養は体内には吸収されていないのです。ですから、低血糖の症状を起こしてしまいます。
このチューイングは、症状の軽い場合であれば一人のときにのみ行うのですが、症状が重くなってしまうと、どんな状況や、どのような場所であっても行うということもあります。そして、エスカレートしてしまうと、過食嘔吐に症状を変えたり、もしくは拒食症になってしまったりします。
またチューイングは、一人の状況で行いますから、その周囲の人や家族でさえも、チューイングしていることに気付かない場合もあります。いつのまにか、家族と一緒にテーブルを囲んで食事しなくなった場合などでは、チューイングをしている可能性もありますから注意が必要となります。
思春期だから一緒に食事をしたくないのだろうとか、反抗期だからなんて思ってしまいがちです。ですが、自分の子どもが以前とはまったく違うような食生活になっているのであれば、とくに注意しなくてはいけません。
自分の子どもがまさか摂食障害になるわけがないと、みなさん思ってしまいますが、摂食障害になった患者の家族も同じなのです。少しでも、摂食障害のサインが見受けられた場合には、医師の診察を受けましょう。
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